「恵美ちゃん恵美ちゃん」っていろんなところからお声がかかるようになって
きて、その人に会うとまた褒める。
それで今度会ったらどうやって褒めてあげよう、と考えただけですごくわくわく
楽しくなってきちゃったんですよ。そしたら「自分っていいやつかもしれない」
と思えて、初めて自分のことが好きになったんです。
そのときに、目の前のこの人もこの人も、みんな大好きな愛しい存在に
思えたんです。
自分を大好きだって思えたときに、相手も大好きな存在に思えた。
そのときに指圧の腕を磨こう、相手の体をしっかり治療してあげよう
という向上心も出てきました。
これが今思えば、大我の発想の始まりだったと思います。